ギベオン隕石は、約4億5千万年前にナミビア共和国に落下し、1836年に発見された鉄質隕石です。

鉄質隕石は、惑星の中心核に当たるとされ、落下する隕石の4～5％程度と言われています。

鉄質隕石に含まれるニッケルの含有量により分類が異なり、7.7％のギベオン隕石は【オクタヘドライト】に分類されます。

オクタヘドライトは、エッチング（隕石の表面を薬品で腐食させる）すると、八面体に交差した美しい模様【ウィドマンシュテッテン構造】が浮かび上がります。

ギベオン隕石のウィドマンシュテッテン構造は、とても美しいことで有名で、高級時計メーカーや万年筆などにも使われています。

また、砂漠地帯の乾燥した気候により、隕石がゆっくりと冷え固まり、水の浸食が少ないことから、鉄成分が安定し、錆びにくい隕石と言われます。

ギベオン隕石は、持ち主と地球とのエネルギーの繋がりを強めて、徐々に思考や行動が地に足が着くように整え（グラウンディング効果）、自分自身の内側（本質）へ引き戻す力のある隕石です。

自分以外のもの（社会・他者）が決めた価値観や常識に捉われ過ぎることで「自分の意見が無い・分からない」「考えがあちこちへ行ってまとまらない」「自分の心ではなく、他者の意見や損得で判断する」ことは「自分自身が今そこに居ない」状態で、それを「分離」と言います。

分離は「自分という存在を認めていない」状態になるため、ネガティブな方向へ思考や行動が傾きやすくなったり、他者の意見や行動に振り回されてしまいやすくなり、

その結果「自分には力が無いと肯定する」「自分や他者をジャッジ・否定する」流れを生み出し、自分自身と向き合う（内観する）ことを遠ざけてしまいます。

ギベオン隕石は「今、ここに自分がいる」という意志を確立するサポートをし、分離した自分を、自分の内側へと引き戻し、本質と向き合うまでの段階をサポートする力が強い隕石です。

自分の本質と向き合うことでスタート地点に立ち、そこから感情の中にあるものの内観を促進させることで、気付き・受け入れ、ネガティブな感情で自分や他者を見ることなく、自身の心だけに忠実に従って生きる勇気と自信を与え、

それにより「自分の願い事が宇宙へ真っ直ぐに届き・そのままの形で自分に返って来る」流れが生み出され、自分が思った通りの出来事が引き寄せられるようになるのです。